2012年2月2日木曜日
福音書の家系図 の矛盾2
前の記事参照
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マタイの福音書の系図 と ルカの福音書の系図
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マタイとルカの福音書の矛盾についての説明は前回しました。
インターネットでいろいろな言語の文献を探ると片方
はマリアの系図で片方はヨセフの系図だとする解説が多いことに
とてもびっくりしました。
明らかに両方はヨセフの家系図だからです。
しかし、違う理由はなんでしょう?
ヒントはマタイの福音書1:16にあると思います。
そこには、「マリアの夫ヨセフが生まれた。キリストと呼ばれるイエスはこのマリアから生まれた」と実は、誰でも聖書を読んだ方ならば気がつくと思いますが家系図と切れています。
家系図と切れる理由
*マタイの福音書の家系図が血のつながりを示しているのではないか?
*ルカの福音書の家系図はユダヤの律法における家系図ではないか?(日本語でよく説明できてませんけど)
ルカとマタイではダビデ王の子供のところで2人の息子に別れます。
ソロモンと同じ母バテシェバから生まれたナタンそのあと延々と別の系図をたどり
サラテルでまた再び同じになり
ゾロバベルでまた アビウデとレサに分かれます。
前回見たように血のつながりと家系は別のものになります。
たぶんネリのところで遠い親戚?のエコニアによってネリの家を残したのだと考えています。
また マタテのところで遠い親戚?のマタン(これは文献を見た記憶があって内容が違うと記憶していますけど)によってヘリとヤコブが生まれたがヘリが奥さんを残して死亡したのでヤコブによってヨセフが生まれたというところだと思います。
これに関しては、帰納法のような手法でアプローチしてみます。
また 後日アップデートしますね。
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