2012年4月4日水曜日
マタイの福音書2 (マタイ1:1~17)家系図に書かれている愛
・聖書を最初に手にして、たぶん、新約聖書を開くのではないでしょうか?
その一番最初に書いてある書物がマタイの福音書・・・。
一番最初に躓きそうになるのが、この家系図ではないでしょうか?
人の名前が延々と書いてある部分・・・・
わたしも、実は、意味がわからなかったので、最初のころはちゃんと読んでいませんでした。(>_<)
・聖書で一番大事なことは、神様の愛でイエス様は十字架にかかる前に
「私がしたようにたがいに愛し合;いなさい」とおっしゃいました。
私は、愛を基準にしてどうなのか?という点を中心にいつも聖書を読みすすめてほしいと思っています。
・さて、家系図の箇所で、マタイの福音書の家系図は「血の家系図」であることを説明しました。
では、イエス様の血の系図にどんな人物が入っているでしょう?
実は、女性が5人入っています。
タマル、ラハブ、ルツ、ウリヤの妻、そしてマリア。
マリアを別にして4人は、ユダヤ人から見ると決して好ましい女性ではないです。
①嫁タマルは、舅ユダとの間にペレツとゼラをもうけました。
②ラハブは賢い女性だがエリコの町の売春婦(ヨシュア記2、6章)
③ルツは立派な人物だがユダヤ人の嫌うモアブ人です。
④ソロモンの母に至っては、バト・シェバという名があるのに、わざわざウリヤの妻と、問題があることが判るように記しています。
ユダヤ人は、血統を重んじます。だから、混血のサマリヤをさげすみます。
でも、この家系図では、明らかに、イエス様が問題のある血の家系にうまれていることがわかります。
・ここに、神様の愛があると思います。
世界中の、どんな人も、神様は救いのなかに入れようとお考えです。
だから、イエス様は唯一の命令(戒め) 互いに愛しあうということを行っていかなければいけないのだと改めて思うのですね。
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